インタビュー企画-attracTIoN-
バンド紹介
一年生の時に結成、オーストラリアのプロアカペラグループ「The idea of north」のカバーを演奏をしている四年同期バンド。
🎤メンバー🎤
4年 斎藤理彩-サンセット-
4年 石川笑菜-エミリー-
4年 藤内悠輝-ショパン-
4年 町田裕紀-G.B.-
ウィンターライブで演奏する曲について- revelation
Winter Live当日に演奏する予定のrevelationは2年生の時、新型コロナウイルス流行による部活動休止期間が明けたころから練習を始めたそう。人生の喜びを歌っている曲なので、コロナ以降ライブをできるありがたみを1回1回感じながら演奏していると石川さんは話す。町田さんは、私たちといえばこの曲という感じがするし、一番力を入れてきた期間が長いから、私たちが出る最後のWinter Liveでrevelationを歌わないことには終われないと意気込む。
ライブ感を出すために気を付けること、見た目
最近歌い方をガラッと変えた、と皆さんは語る。顧問の末松先生に指導を受けた際、踊りながら歌うなどステージの概念が変わるようなアドバイスをいただいたのだとか。glad, happyといった歌詞をただ歌うだけでは足りない、見せかけの笑顔だけでは足りない、今までも心の中では感情を思い浮かべながらやってきていたが、思い切り120%でやらないとお客さんには伝わらないということが分かったという。「今回のテーマのようにお客さんとリンクして演奏したい。わたしたちにぴったりのテーマなので、お客さんを巻き込んで演奏をしたい。お客さんとハッピーを共有したい、シェアハピですね。」と石川さんは楽しそうに語った。メンバーの仲の良さが見えるようなステージングにも注目だ。
バンドの転機
Winter live3年連続出演、伊達アカ2022ファイナルステージ出場など今年も大活躍の彼らだが、決して最初から活動が順風満帆なわけではなかった。1年生の頃は様々な大会やイベントに応募したものの落選が続いており、意気消沈していたそうだ。そんな中転機になったのが、hopeful toneという1年生バンドが対象の大会の、上位8バンドの中に選ばれたことだと皆さんは口をそろえる。このライブで県外の有名バンドと対バンしたり打ち上げで話したりすることで、また一緒に演奏できるように頑張らなきゃと刺激をもらったという。世界は広いなと思った、と石川さん。2年生になりコロナが流行して練習ができなくなってしまったが、1年生のころの遠征があったおかげでモチベーションが保てた。2年生では金沢アカペラタウンのナイトステージ出場バンドに選出され、4年目の今年に入ってからも伊達アカファイナルステージ出場、アカスピ全国大会出場とその勢いは止まらない。停滞期を感じることもあったそうだが、続けていくうちに最近ようやく楽しんでできるようになってきたと彼らは語った。AttracTIonが4年目にして成長を続ける秘訣は、外部イベントへの積極的な出演や、それを継続していくことにあった。
Winter liveの一次選考は動画審査であったが、メンバーが就活や試験のために忙しく動画自体をとるかどうか迷っており、過去の動画を使おうと考えていた、と皆さん。しかし周りの後輩たちが上達していく中で、自分たちも最善を尽くして挑戦したいと思い、選考のために新しく動画を取り直すことにしたそうだ。そこからはやる気を出して新曲を2,3週間で仕上げた。撮影にもこだわって、スタジオのスタッフさんに照明を細かくお願いしたり、見せ方やステージングを重視したりするなど完成度のかなり高い動画に仕上がっており、Winter liveに対する熱意が伝わって来た。
プロアカをカバーするということ
プログループのカバーをする上で大変なところは、本家が上手すぎて終わりがないところだと藤内さん。先輩からはただのコピーになるのではなく自分たちらしさを出せるとよいと言われており、自分たちの色って何だろう、とよく考えていたそう。斎藤さんは、本家の再現と自分たちらしさをどの割合でやっていくのかが難しいと語った。反対に良いところは、好きなアカペラグループの曲をカバーできるので好きな音楽がやれるというシンプルな楽しみなのだとか。また、プロの楽譜や手本があるから自分たちがレベルアップできるし、他のバンドで演奏するときに学んだことを還元できることを挙げた。藤内さんは自分でアレンジをする際に参考にしているそうだ。町田さんは、AttracTIonでやっていなかったらコンペには興味がなかったし、演奏も芋っぽいままだった、という。プロのカバーが演奏のレベルアップに繋がることは間違いなさそうだ。
意気込み
「今回が学生最後の部での演奏の機会で、ウィンターライブは2年生の時から出演させてもらっている思い出深いステージなので出られて嬉しいです。ウィンターライブという冬の舞台が私たちのバンドの雰囲気に合っていると思います。また、Del mundoの先輩や後輩、同期にたくさん応援してもらったので、その人たちに恩返しをするつもりで自分たちの集大成を見せられたらいいなと思っています。」と意気込んだ。AttracTIonのラストWinter liveに期待が高まるばかりだ。
番外編
ディ〇ニーで乗るならどのアトラクション!?
斎藤さん インディージョーンズ
石川さん ホーンテッドマンション
藤内さん ビックサンダーマウンテン
町田さん トイストーリーマニア
文責 磯香梨
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