インタビュー企画-ASAP-
バンド紹介
3年同期バンド。暗めな曲をシリアスな雰囲気で歌っている。a cappella spirits 2021 EX 2年同期部門 全国2位。
🎤メンバー🎤
3年 板橋悠世-シャンクス-
3年 上田雅美-ルナ-
3年 横谷美柚-クララ-
3年 中山舜矢-シビック-
3年 箱崎太一-スコッチ-
3年 横尾啓吾-鶏ささみ-
Winter Live演奏曲
Winter LIveでASAPが演奏してくれる曲の「メーベル」は歌詞にこだわりがあると箱崎さんは語ってくれた。「メーベルはドイツ語で『家具』という意味で、この曲は家具のように捨てられた自分を表しているんです。」と板橋さんが話してくれた。曲の歌詞を聞いた方がそれぞれの思いを感じてほしいのだそう。
ASAPが織りなす独特な雰囲気には秘訣がある。それは、「1回のステージを通して圧倒されるようなセットリスト」だそう。1つ1つの曲に役割があり、「メーベルは聴かせる曲」と板橋さんが語ってくれた。
Winter Live出演が決まるまで
実はASAPはWinter LIve出演バンドの中で最も苦労したバンドの1つである。2次予選前にバンドメンバーの一人が体調不良になってしまい、6人での演奏ができなくなってしまったのだ。2次選考に代役を入れて歌うか、出演を辞退するか皆さんで話し合いを重ねたそう。「Winter Liveの舞台でこの6人で歌いたいという思いがあった」と上田さんが話してくれた。皆さんの思いは前向きだったそうで、体調不良のバンドメンバーが戻ってこれるような場所を作ろうという思いだった。その夢をかなえるために、2次選考に代役で出演することを決意し、観客を圧倒する演奏で見事出演が決まった。
”6人”での演奏にこだわるASAPは、練習中やプライベートでも仲が良く、インタビューで伺った時もとても和気あいあいとしている雰囲気だった。del mundoのバンドの中でも仲がいいで有名なASAPは1年ほど前はぎくしゃくしてしまった時期があったそう。ASAPはアカペラの全国的な大会である「a cappella spirits」の2年生同期部門で昨年2位を受賞しており、この大会がバンドの転機だったと皆さん口をそろえて言った。a cappella spiritsへの出場が決まった時期は、各々の方向性の違いでうまくいかなかったときがあったのだという。それと同時にそのつらい時期を乗り越えさせてくれた大会でもあるのだという。「今のアカペラスタイルで褒められなかった中、大会で2位を受賞できて周りから認められて今までの努力が報われた」と板橋さんは当時の思いを語ってくれた。「今のASAPがあるのは去年のアカスピ(a cappella spirits)があったから」と横谷さんも話してくれた。「年1にあるこの大会を目標にして練習を頑張れるようになった。話し合いが増えて、演奏だけじゃなくてバンド運営もできるようになった」と上田さんは話してくれた。つらい時期を乗り越えて大切なバンドメンバーとなったASAPの皆さんは、演奏にもより磨きがかかっていると感じる。
楽しい時間
ASAPの皆さんは、去年まではお花見をしたりバンドメンバーの誕生日会をするなどプライベートでも遊ぶことが多かったそう。今年はたくさんの演奏機会があり、なかなかプライベートで集まれない中、「演奏してる時間」が一番楽しい時間なのだという。結成3年目を迎え、様々なライブに出演している皆さんは、ライブ慣れしてきて楽しんで演奏することができるようになったのだという。ASAPの演奏は聴くたびに洗練されたものになっていて、本当に圧倒される。この演奏をするのに日々の苦労があるのはすぐに感じられる。厳しい練習を重ねてきた皆さんだからこそ、演奏を楽しむことができるのではないかと思う。
意気込み
「Winter LIveではコンペとは違って自分たちも楽しめるような本気の演奏をしたい」と板橋さんは語ってくれた。ASAPの6人の魅了される演奏を会場で肌で感じてほしい。本番まであと3日。非常に楽しみである。
番外編
今As Soon As Possibleでしたいこと
板橋さん:楽譜作成
上田さん:朝型人間になりたい
横谷さん:スターバックスの新作を飲みたい
中山さん:アマゾンプライムを退会したい
箱崎さん:溜まってる飲み会を消費したい
横尾さん:CB表(演奏するのに必要な音響関係の書類)を提出したい
文責 梅原葉月
0コメント