インタビュー企画-deleaters-
バンド紹介
結成2年目の男性のみのバンド、通称ヤロバン。熱い曲を熱く歌っている。アカペラだけにとらわれずに多岐にわたる分野で活動している。a cappella spirit2022 EXヤロバン部門に選出された。
🎤メンバー🎤
3年 板橋悠世-シャンクス-
2年 和田康太郎-ラスベガス-
3年 岩澤優作-マイキー-
2年 稲垣翼-モズ-
2年 益口大樹-Ry-
2年 木下諄-JunK-
バンドコンセプト
Fight Music
Winter Liveで演奏する曲の1つにSEKAI NO OWARIのFight Musicがある。deleatersのアレンジは原曲とは違う雰囲気に仕上がっている。この曲を選んだ板橋さんは「歌詞が熱くて、応援ソングにいいと思った」と語った。deleatersは「ネガティブなんて俺たちが吹っ飛ばしてやる!」をキャッチコピーに聞いている人を応援できるような演奏を届けてくれる。そのコンセプトに合うようにFight Musicの曲中にはサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」のフレーズや板橋さんオリジナルの歌詞が織り込まれている。deleatersのオリジナルに仕上がっている曲に注目して聞くのもいいだろう。では、今のdeleatersになるまで、そのような歴史があったのだろうか。
自分たちにあったスタイルへ
deleatersが結成して初めて挑戦した曲は「瞳を閉じて」であった。主旋律を交代で歌うスタイルこそ今と変わらないが、しっとりした心に沁みるバラードは今のdeleatersからは想像できないだろう。同時期に演奏していた「ノーダウト」は今の雰囲気と近く、周りの部員に「ノーダウトの方が雰囲気にあっているよ」と言われていたと皆さんは口をそろえて語った。その声をきっかけにしてdeleatersは今のスタイルに落ち着いた。選曲や衣装はバンドメンバーの意見を聞いて、バンドとして伝えたいこととすり合わせて決定しているそう。「5月31日の会議で今のスタイルについて話し合ったことが印象に残っている」と和田さんは語ってくれた。
WL出演が決まるまでの苦労
怒涛の10月
Winter Liveは2回の予選で出演バンドが選考される。2次選考があった10月は伊達アカペラストリート、a cappella spirits東北予選、2次選考、大学祭の順で毎週土日にアカペラのイベントがあった。deleatersはこのイベントすべてに参加していたため、体力的に大変だったと和田さんは語った。「でも毎週全力でライブしてたから、2次選考に向けてのイメージがわいていた」とも語ってくれた。実は毎週イベントがあったので和田さんがMCで何を話すか木下さんに毎回相談していたという裏話もあった。
勢いだけじゃない!
男性のみのバンド、ヤロバンは勢いと圧が特徴的なバンドが多い。deletearsの演奏もdel mundoの他のバンドにはない声量と勢いで圧倒されるものである。しかし、そこには繊細なハーモニーや統一感がある。「地道な基礎練習をして技術を高めていった」と板橋さんは語った。綺麗な和音を聞かせるには、音程を合わせることだけでなく、コーラス隊の声質まで合わせなければならない。deleatersも声質を合わせることに苦労したとコーラスの皆さんが話してくれた。さらに「バンドメンバーが他のバンドの活動を通して技術力を磨けた」と和田さんが語ってくれた。他のバンド活動で経験したことをそれぞれがこのバンドで発揮している。deleatersの今後の伸びにも注目したい。
バンド活動を超えた仲の良さ
バンドメンバーの皆で岩澤さんのおうちに遊びに行くことがあるそう。岩澤さんが着なくなった服をメンバーにあげるという会もあり、一時期、岩澤さんにもらった服だけを毎日着ていたバンドメンバーもいた。感染症の蔓延により、部の活動が停止した時も「でりたラジオ」と称してTwitterのスペース機能を使ってバンドメンバーの会話を楽しむこともできた。このようにバンド活動を超えた仲の良さもdeleatersの特徴である。「練習のたびにdeleaters好きって誰かしらツイートしてたよね(笑)」と板橋さんもバンドメンバーの仲の良さについて語ってくれた。
飲み会の席でも音楽の話をするほど音楽が大好きな皆さんは、アカペラの場から抜けて、様々なイベントで活動している。これからいろいろな場で活躍してくれるだろう。18日の演奏も楽しみである。
番外編
ネガティブを吹き飛ばすためにしていること🔥
板橋さん 歌うこと、カラオケ、公園でギター弾くこと
和田さん ワンピース読むこと
岩澤さん 仲のいい友達に会うこと、買い物に行くこと
稲垣さん ネガティブな人とネガティブな話をする
益口さん 死にはしないだろう
木下さん ギターを弾く、音楽を聴きながら家事、変なストーリーをインスタグラムであげること
文責:梅原葉月
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