インタビュー企画-Tavasco Da Gama-

バンド紹介


結成2年目で、これまでの演奏会でも会場を大いに盛り上げ、今年の大学祭では2日目のトリを飾った3年同期バンド。アップテンポな洋楽を、タバスコのようにスパイシーで刺激的に歌い上げる。


🎤メンバー🎤

3年 小林桃子-アルテミス- 

3年 大津杏優-すあま-

3年 林慧人-ぽっぽ-

3年 土樋周平-龍角-

3年 横尾啓吾‐鶏ささみ‐


WL出演が決まるまでに苦労したこと

厳しい状況下での挑戦

 今回のライブには、エントリーの締め切りギリギリまで出演するかどうか迷っていたというバンドメンバーの面々。エントリーすることを決め、翌日にエントリー用の音源を録音したそう。2ヶ月間歌っていなかった曲をいきなり録音するなど困難を極めるが、これまで踏んできた場数と練習してきた時間がものをいうのだろう、見事に選考を勝ち抜き、Winter Liveへの出場を決めた。観客がどんな音楽を聴きたいか、どのようにすれば楽しんでくれるか試行錯誤しながら、表現を重点的に研究してきたその努力がそれを可能にさせているのかもしれない。


曲選びについて

追い求めたかっこよさ

 「会場のテンションをブチ上げたい、かっこいい曲をお届けしたい」と横尾さんは言う。思いがこもりすぎたあまり、すべての曲に息が詰まるような緊張感があると見てる人は疲れてしまう。そのため、Tavasco Da Gamaの曲はそれぞれかっこいい曲ではあるがその中でも1曲ごとに雰囲気の違う曲たちを用意し、観客を飽きさせないよう工夫をしたと語った。実際リードボーカルが交代することもあれば、曲中にラップのシーンがあるなど、工夫を凝らした表現方法は多岐にわたる。ここに力を入れたというところもあるのか、インタビュアーに触れられた際は喜色の溢れる声を返していた。

 今回のライブで披露される予定の「Turn me on」の見所やもり上がるところについて尋ねると、最後のサビについて、変なことをせずに三人での字ハモ(同じ歌詞とタイミングで音のみを変えてハーモニーを作ること)を繰り返すというシンプルな構成ではあるが、聴いているうちに段々と魅了されていくような仕上がりにしたと横尾さんは話した。ほかの曲中でも字ハモが多用されており、コーラス3人の心を1つに合わせ、「Link」させることが鍵となっているとのことだったため、本番でコーラス3人とベース、パーカッションの計5人のメンバーが、心を「Link」させた演奏を聴くのが待ち遠しい限りである。


バンドで楽しかったこと

旅行先にてトラブル

 メンバーの大津さんの家にてピザパーティーをするなど、バンド間の仲はとても良いようで、今年の2月には北海道のアカペラフェスティバル「ハモサツ」に出場する予定が中止となり、その代わりとして3泊4日の旅行に予定を変更していってきたそう。帰るとなった時に、記録的な大雪により飛行機が飛ばず、6泊7日になってしまったことも今となってはいい思い出だという。その頃を思い返し、笑うバンドメンバーの間には長い間一緒にいたからこその強い絆が確かに感じられた。


本番への意気込み

心の底からアツアツに

 「かっこいい曲をお届けし、お客さんをバチバチに盛り上げる。寒い冬ではあるが、身も心もアツアツにして帰っていただくのが自分たちの使命だ。」と林さんは語った。刺激的でスパイシーな演奏を届けるのを目標としたTavasco Da Gamaのメンバー5人。本番も最高にかっこいい演奏を見せつけてくれることだろう。

 冷え込んできた今日この頃、刺激を求める方や寒さに辟易した方こそ、このライブ、このバンドの演奏に足を運ぶのが良いのではないだろうか。




番外編

好きな”ピリリ”と辛いもの

小林桃子さん:エビチリ、蒙古タンメン

大津杏優さん:キムチ甘口

林慧人さん:寿司のわさび

土樋周平さん:なんちゃってヤンニョムチキン(冷凍唐揚げ+ケチャップ、オイスターソース、豆板醤、キムチ)

横尾啓吾さん:ペペロンチーノに入っている唐辛子



文責 遠藤凛

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