インタビュー企画-ヤキリンゴ-
バンド紹介
結成半年で大学祭の野外ステージや教室企画の最終日のトリに出演した、今年大活躍した4年同期バンド。「世代曲」とも呼ばれる2000年代の懐かしい曲をポップな曲調で演奏している。
🎤メンバー🎤
4年 石黒功大-麒麟-
4年 斎藤理彩-サンセット-
4年 石川笑菜-エミリー-
4年 藤内悠輝-ショパン-
4年 村田倫生-りんせー-
4年 木村凌佳-スミノフ-
バンド名の由来
キャッチーでかわいいバンド名を目指して
バンド名を決める際に「きりん」という言葉を入れたかったんです。と皆さん。「きりん」というのは、バンドリーダーの石黒さんが普段del mundoで使われている愛称である。「ゆうきりんりん」や「きききりん」などの様々な候補があった中で、「ヤキリンゴ」が一番キャッチーで覚えやすかったという。バンドメンバーの名前が入っているバンドは通年活動していく正規バンドでは珍しく、4年生の仲の良さがここにも表れている。
バンド写真のロゴも魅力的だ。これはメンバーの村田さんが美術関係が得意な同期の部員に「ヤキリンゴのロゴ作ってほしい」とお願いしたところ、作ってくれたものだそう。他のメンバーはバンド写真が載るポスターの確認で初めて知ったそう。メンバーの衣装やアップルパイをイメージしたデザインがかわいいと皆さん絶賛していた。
Winter Live 出演までの苦労
各々の将来とアカペラの両立の難しさ
練習日程を確保するのがとにかく大変でした。と藤内さんはいう。5月にバンドが結成されてから、初めて練習したのは9月にあった合宿だという。全員4年生で就職や試験で時間を取るのは難しい。木村さんは「試験に向かう新幹線で初めの顔合わせした」という。Winter Live出演権は動画で行う1次予選とリアルパフォーマンスで魅せる2次予選を突破したバンドだけに与えられる。動画で行う1次予選は9月下旬にあり、ヤキリンゴの皆さんは20日ほどで曲を完成させたことになる。この秘訣はいったいどこにあるのか。
4年間歌い続けた仲間との練習
バンド自体は今年結成されたが、バンドメンバーはずっと一緒に歌ってきたメンバーだと斎藤さんはいう。アカペラでは歌い方を合わせるのが一体感を作る1つのカギとなるが、4年間歌ってきた仲間だからこそ、そこは苦労せずに合わせられたそう。それは1つ1つのニュアンスをこれまで地道に合わせてきたおかげなのだろう。本番で緊張しても見知れた仲間が隣にいてくれるだけで安心できる。こんなところにも今回のライブのテーマである「Link, Ring, LIVE!」が現れている。
手をたたけを選んだわけ
聞いている人と演者を繋ぐ工夫
リーダーの石黒さんはヤキリンゴで大きな目標となっているのは「聞いている人も参加できるような演奏」という。そこで、聞いている人も参加できるような「手をたたけ」を選んだそう。一次予選でも演奏されたこの曲は動画でこの繋がりを表現することが難しかったと石川さんはいう。動画では曲の初めに手をたたいているアップの映像から始まる。演奏が進んでいくとその手の正体は石黒さんだったということがわかり、石黒さんが歌い始めるというものだ。この演出は見ている皆も手拍子で演奏に参加してほしいという願いが込められていて、その思いが部員や審査員に伝わり、見事Winter Liveへの出演が決まった。二次予選でも会場を盛り上げるような演出が盛りだくさんで、「ヤキリンゴ」と「観客」がまさにLinkしていた瞬間だった。
1曲ごと演出だけではなく、その他の選曲にもこだわっている。誰もが聞いたことあるような曲を中心に選曲した。「バンドの知名度がない分、誰もが知っている歌で盛り上げたい」と斎藤さんはいう。
意気込み
最後のWinter Liveへ
今年のWinter Liveでは歌を歌う楽しさを観客の方とLinkさせたい。と皆さんは語る。このメンバーで歌えるWinter Liveは最後になる。ヤキリンゴの皆さんはWinter Liveの運営に携わった方がたくさんいて、思い出深いライブだろう。最後のWinter Liveも楽しく演奏したいという。本番では懐かしい名曲を演奏してくれるヤキリンゴに期待が募る。
番外編
ヤキリンゴが選ぶ!好きな「ヤキ」
石黒功大さん:大判「ヤキ」(カスタード)、「ヤキ」魚
斎藤理彩さん:たこ「ヤキ」
石川笑菜さん:「ヤキ」芋、「ヤキ」マシュマロ、白いたい「ヤキ」
藤内悠輝さん:(叙々苑の)「ヤキ」肉
村田倫生さん:「ヤキ」魚
木村凌佳さん:「ヤキ」おにぎり、白いたい「ヤキ」
文責 梅原葉月
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